子どもに自転車の乗り方を教えられる場所は?安心して練習できる場所を紹介!

ひと昔前なら、自転車練習といえば家の前でしていた人が多いのではないでしょうか。ところが今の時代、家の前に広いスペースのある家は少なく、家の前の道路で練習すると、車通りも多く危険です。さらに、道路で遊んで周囲に迷惑をかける「道路族」などと呼ばれてしまう恐れもあるのです。そこで、子どもと安心して自転車を練習できる場所について解説していきます。

 

1.安心して子どもと自転車の乗り方を練習できる場所の条件とは?

子どもと安心して自転車の乗り方を練習できるのは、どのような場所でしょうか。その条件を挙げていきます。

 

1-1.人通りの少ない場所

人通りの多い場所での自転車練習は、自転車練習をする子どもにとっても歩行者にとっても危険です。自転車に乗り慣れている人でも、人通りの多い場所での自転車走行は怖いものです。人通りの少ない場所であることはマストです。

 

1-2.車通りのない場所

人通り同様、車通りのある場所での自転車練習は非常に危険です。練習段階だけあって、ふらついたり転倒したり、まっすぐ走れなかったりするはずです。思いもよらない動きや体勢になったときに車が通ったらと考えると、非常に恐ろしいです。車通りのない場所で練習しましょう。

 

1-3.平ら、または緩やかな下り坂のある場所

自転車にまだ乗れない子どもにとって、ハンドルがグラグラしたりバランスがとれなかったりするのが一番怖いものです。でこぼこした場所での練習は避け、平らな場所を選ぶようにします。

また、緩やかな下り坂もオススメです。自転車に乗るときにもっともバランスをとりにくいのが、スタート時です。スピードがない状態からこぎだすときに、どうしてもぐらついてしまうからです。下り坂なら、最初からある程度のスピードがでるので、ぐらつきを抑えてくれます。ただし、急な下り坂は危険なのでNGです。

 

1-4.土またはアスファルトの広場や道

土やアスファルトの地面なら、平らなことも多く練習しやすいのでオススメです。アスファルトなら、平らで凹凸もないので練習のしやすさは格別です。土の地面なら、アスファルトに比べて転んだときに痛くありません。

 

2.自転車を練習するはNGな場所とは?

逆に、どのような場所で自転車の乗り方を練習するのはNGなのかも知っておきましょう。

 

2-1.公道

たとえ広い歩道があるとしても、公道での自転車練習は絶対に避けましょう。歩行者や車にとっても、練習する子どもや親御さんにとっても大変危険です。

 

2-2.住宅街

住宅街なら車通りも少なく安心、家の前の道なら大丈夫だろうと考える人もいるかもしれません。それでもやはり、車や歩行者の往来はあります。また、自転車練習は子どもに指示することも多く、案外うるさくなってしまうものです。住人の迷惑になる行為になってしまうので、避けましょう。

 

2-3.駐車場

駐車場ならコンクリートで平ら、広さもあって、自転車練習向けだと思ってしまうかもしれません。それでも車の出入りが頻繁な場所であり、今車がいないからといって、いつスピードを上げた車が入ってくるかわかりません。絶対に避けなければいけない場所です。

 

2-4.芝生の広場

芝生の広場なら、転んでもクッション性があって安全だと思われがちです。ところが芝生のふわふわした地面では、自転車のタイヤが安定しません。グラグラしてしまって、自転車に乗り慣れている人でも、安定した走行は難しいものです。

 

2-5.自転車の乗り入れができない公園に注意

車の往来もなく、遊んだり運動をしたりできる公園は、自転車練習にもってこいだといえます。ところが注意してほしいのが、「自転車乗り入れ禁止」です。公園の中には、自転車の乗り入れを禁止するエリアを設けている公園があります。看板が立てられているので、気をつけてチェックしましょう。

 

3.オススメの自転車の乗り方の練習場所は?

ここからは、具体的にどのような場所が自転車の練習場所に適しているのかを紹介します。

 

3-1.家の庭

十分なスペースと安全性が確保できるなら、家の庭で練習できるのがもっとも手軽です。練習のたびに毎回自転車を運んで公園などに出向く必要がなく、時間があれば気軽に練習できるので、早期の上達も期待できます。

 

3-2.公園や広場

広々している公園や広場もオススメです。中でも、自転車の練習場所として人気なのが「交通公園」です。子どもたちが正しい交通ルールを学ぶことを目的に作られている公園で、園内には道路や信号機、標識などが本物さながらに設置されています。

そんな交通公園には、自転車練習ゾーンが用意されている場合もあり、自転車の貸し出しもおこなっていることがあります。自転車の練習もでき、乗れるようになったら公道で自転車に乗る交通ルールの練習もできる交通公園が近所にないか、調べてみましょう。

 

3-3.グラウンド

自転車の乗り入れが可能なグラウンドもオススメです。障害物がなく広々見渡せるグラウンドは、自転車の練習にぴったりです。

 

3-4.河川敷

河川敷にも「キッズサイクルスペース」といった名称の自転車練習スペースが設けられていることがあります。

 

まとめ

昨今の住宅事情もあり、ひと昔前では自宅の前でできた自転車の練習も、気軽にできなくなってきました。子どもが安全に安心して練習できる場所、そして通行人や車の邪魔にならない場所が近所にないか調べて、子どもとの自転車練習に出かけてみてはいかがでしょうか。

それでも自宅周辺に自転車練習に適した場所がないと、練習も進みません。そんな人には、プロに乗り方を教えてもらえる自転車教室に通うのもオススメです。

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