小学生になったら遅い?小学生に自転車の乗り方を教えるコツと自転車教室のススメ


自転車をマスターするのは、小学校入学前の子どもが多いのではないでしょうか。ただ近年は、入学前に自転車に乗れるのが当たり前ではなくなってきています。小学生になっても自転車に乗れなかったら、もう手遅れなのでしょうか。ここでは、小学生の子どもに自転車の乗り方を教えるコツや、近年人気の自転車教室についても紹介していきます。

 

1.小学生になっても自転車に乗れないのは、もう手遅れ?

小学生になっても自転車に乗れない子は、もう手遅れなのでしょうか。答えは、「NO」です。小学生になっても、練習すれば乗れるようになります。練習方法も幼児と変わりありません。

ただし、小学生に自転車を教えるときに難しいのが、子どもの気持ちの問題です。幼児に比べて体とともに心も成長している小学生には、幼児と同じ接し方ではうまくいかないことが多いのです。その点を頭に入れて、自転車の乗り方を教えていきましょう。

 

2.小学生に自転車の乗り方を教えるのが難しい理由

前述したとおり、小学生になって難しいのは、本人の気持ちの問題です。

 

2-1.自分だけ乗れないのが恥ずかしい

幼児なら、周囲の目を気にすることなく自転車に乗りたいと思えば、夢中で練習するでしょう。一方小学生になると、友だちは乗れるのに自分は乗れないことに、恥ずかしさを感じている子が多いです。そうなると、練習を友だちに見られたくない、転んでいるところを見られたくない、失敗したくないという気持ちが強くなってしまいます。

 

2-2.恐怖心が芽生える

自転車練習は、怖さを克服しなければいけない場面が多々あります。幼児は、大人が「大丈夫!」と言えば、信じてチャレンジしてみるでしょう。

一方で小学生は、今までの生活経験の中でどのような場面が危ないのか、痛いのかなどを学習してきています。いくら大人が「大丈夫!」と言っても、自分自身での判断力もついている分、恐怖心が勝ってしまいがちです。

 

2-3.本人のやる気がない

自転車に乗れるようになるためにもっとも大切なことは、本人のやる気です。「乗れるようになりたい!」「乗って公園に行きたい!」などというモチベーションがあるからこそ、練習に励むのです。

小学生になっても自転車に乗れない子の中には、そもそも本人が自転車に乗れるようになりたいと思っていない子も多いのです。その場合は、子どものやる気が芽生えるまで、練習を見送るしかないでしょう。

 

3.小学生に自転車の乗り方を教えるコツ

小学生になると、幼児とは違う難しさがあるのが事実です。そんな小学生に自転車の乗り方を教えるコツは、次の4つです。

 

3-1.練習環境の工夫

自転車の練習場所というと、まず公園が思い浮かびますが、自分よりずっと小さな子が自転車に乗れていたり同年代の子がたくさんいたりすると、人目が気になってしまいます。周囲に同年代の子どもがいない場所、自宅の庭など、周囲の目を気にせず練習に集中できる環境を確保しましょう。

 

3-2.自尊心を大切にする

教えていると、ついつい熱が入ってしまうのは、実は大人のほうかもしれません。ただし注意してばかりでは、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。小さなステップで、できるようになったところを褒めるスタンスで教えるのが効果的です。

 

3-3.大人が焦らない

周りの子どもたちが乗れるようになっていると、大人のほうが焦ってしまいがちです。そして、焦るとついカッとして怒ってしまうかもしれません。練習を楽しむ気持ちで、焦らずゆっくりいきましょう。

 

3-4.体格に合った自転車を

幼児期に買った自転車を、まだ乗れるようにならないからと買い替えずに使うと、体に対して小さすぎて乗りにくい場合があります。また、長く使えるようにと大きすぎる自転車を買うのもNGです。安全のためにも、体に合った自転車を用意しましょう。

 

4.自転車教室のススメ

近年、「自転車教室」が人気なのはご存じでしょうか。自転車練習をする場所も少なくなってしまいましたが、自転車教室なら、広く安全な場所でプロから指導してもらえるというメリットがあります。

幼児向けの教室もありますが、オススメなのは自転車に乗れない小学生向けの自転車教室です。同じく自転車に乗れない子が集まるので、周囲に目を気にせず練習できます。

また、親側にもメリットがあります。我が子に対しては熱くなってしまい、つい叱ってしまう親も少なくありません。それでは親子にとっての苦い思い出になってしまうことでしょう。プロに任せることで、親は応援する側に徹することができるのです。

 

 

まとめ

小学生になっても自転車に乗れないことは、決して珍しいことではありません。ただ、小学生になると子ども自身の恥ずかしさが先行してしまって、練習がうまく進まないことも考えられます。自転車教室もオススメです。子どもの自転車練習を応援しましょう。

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