とくに子どもが自転車に乗る場合は、交通事故に巻き込まれてけがをしたり事故の加害者になったりする可能性があります。そのため、決してそのようなことがないように、自転車に乗る際には安全に気をつけたいものです。
そこでこの記事では、安全に自転車に乗るために気をつけるべき10個のポイントについて、ひとつひとつ詳しく解説します。誰もが安全に自転車に乗れるように、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
1.安全に自転車に乗るために気をつける10個のポイントとは？
安全に自転車に乗るために気をつけるポイントは、以下の10個があります。どれも、周囲に気を配って事故を起こさないようにするために、押さえておきたい大切なポイントばかりです。自転車で走行中に自分自身がけがをしたり通行中の誰かにけがをさせたりしないように、参考にしましょう。
1-1.ヘルメットを着用する
自転車を安全に乗るためにまず心がけたいのは、必ずサイズの合ったヘルメットを着用することです。道路交通法では、保護者は13歳未満の子どもに自転車走行時にヘルメットを着用させる努力義務があることが記されています。頭を守ることで被害を最小限にできる可能性があるので、必ずヘルメットを着用しましょう。
1-2.スピードを出し過ぎない
自転車に乗っているときに、頬に受ける爽やかな風が好きな方は多いと思いますが、スピードの出し過ぎには要注意です。スピードを出し過ぎているときには、ブレーキをかけてもすぐに止まることができないので、歩行者が急に出てきたタイミングでバランスを崩して、大きなけがを負ったりけがを負わせたりする可能性があります。自転車に乗っているときは、いつでもすぐに止まれる程度のスピードで走行しましょう。
1-3.左側を通行する
自転車が車道を走る際には、左側を通行するルールとなっています。左側通行を徹底していると向かいから来る自動車やバイクとの距離を取ることができるので、安全にすれ違えます。決して車道の真ん中は走らず、左側を通行するようにしましょう。
1-4.信号を守る
信号がある場所では、必ず信号を守りましょう。自転車は小回りが利くので、自転車を走行している人は自動車と比べて、信号を守る意識が低い傾向にあります。しかし、信号を守らないと大きな事故につながりかねないので、自転車に乗っているときも、必ず信号を守るようにしましょう。
1-5.一時停止をする
見通しの悪い交差点や丁字路では、一時停止することを習慣付けましょう。なぜなら、一時停止しないまま自転車で走行すると、急に飛び出してきた歩行者や自動車と接触する可能性があるからです。自転車に乗っているときも一時停止して安全を確認することによって、事故を防ぎましょう。
1-6.夜はライトをつける
夜に自転車に乗る場合は、必ずライトをつけましょう。ライトをつけると、自転車に乗っている人の視界が明るくなって走行しやすいだけでなく、前方からやってくる自動車にこちらの存在を気づいてもらいやすくなります。夜も安全に自転車に乗るために、ライトをつけることを忘れないようにしましょう。
1-7.二人乗りをしない
自転車は基本的には一人用の乗り物なので、二人乗りはしてはいけません。二人で乗るとバランスを崩しやすいのでけがをするだけでなく、交通事故の原因になる可能性があります。非常に危険なので、二人乗りは絶対にしないようにしましょう。
1-8.並走しない
友だちと自転車で行動していると、つい並走して道を塞いでしまうことがありますが、ほかの人が通行できなくなってとても迷惑なので、並走してはいけません。友だちと自転車で行動するときは、並走しないように前後に並んで目的地を目指しましょう。
1-9.人混みでは自転車を押す
人混みでは、自転車に乗っていることによって歩行者に危害を加えてしまう可能性があるため、自転車を降りて押すようにしましょう。とくにゆっくり走ることに慣れていない子どもの場合は、人に当たらないうちにすぐに降りることをオススメします。
1-10.ながら運転をしない
「ながら運転」とは、傘をさす、スマートフォンを見るなどの行為をしながら、自転車を走行することです。注意力が散漫になるため、ながら運転をしていないときよりもけがをする可能性が高まってしまいます。ながら運転をすることのないように、とくに子どもには注意しておきましょう。
まとめ
安全に自転車に乗るために気をつけるべき10個のポイントについて、ご説明しました。自転車走行時は必ずヘルメットを着用して、スピードを出し過ぎないように注意しましょう。小さな子どもはとくに周囲が見えていないので、保護者が付き添ってあげることが大切です。
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